キャンバスを使った高いレベルのアイディエーション:インタラクティブディスプレイの使用

会議にはさまざまな規模や形態があり、 会議のニーズ(チームによる決定、新しいアイデアの発案、提案の発表、プロジェクト進捗状況の共有など)に応じて、異なる会議ツールが必要になる場合があります。 ここでは、個別の会議ニーズに応えるテクノロジー、インタラクティブディスプレイについて説明します。

インタラクティブディスプレイやコラボレーションディスプレイは、リモート会議およびコラボレーションプラットフォームとしても使用できるオールインワンのデジタルホワイトボードソリューションです。これは通常、統合されたルームコンピューターとAVシステムを備えた大型のフラットパネルディスプレイで構成されています。会議の参加者は、インタラクティブディスプレイを使用してアノテーションを描画および作成したり、離れた場所からライブ動画を取得したり、デジタルキャンバスで画面コンテンツを共有したりすることができます。数年前からインタラクティブディスプレイのテクノロジーは、企業や教育市場で多くのの聴衆の関心を集めています。

インタラクティブディスプレイの活用例

インタラクティブディスプレイは、そのフォームファクターとテクノロジーの機能により、一般的に次のような目的で活用されます。

  • ブレインストーミングとアイディエーションセッション:インタラクティブディスプレイは、画面のコンテンツをやり取りしたいユーザーに適しています。ほとんどのインタラクティブディスプレイで、会議の参加者はアノテーション、ズーム、付箋メモの追加など、ホワイトボードの一般的なアクションを実行できます。
  • プレゼンテーション:ほとんどのインタラクティブディスプレイには、ある種のイーゼルまたはローリングスタンドが付属しています。そのため、インタラクティブボードは、一度に1人が使用するような従来のプレゼンテーションスタイルでの活用が促進されます。
  • 高レベルのアイディエーションセッション:インタラクティブボードにはさまざまな種類がありますが、通常、より規模が大きいハイエンドなソリューションは、役員会議室や高レベルのアイディエーションセッションで利用されます。

ハイブリッドな働き方に適応

新型コロナウイルス感染症が拡大したことで、会議やプレゼンテーション、ブレインストーミングの実施方法が、明らかに大きく変わりました。大規模な非常事態であったものの、テクノロジーのおかげで、ハイブリッドがニューノーマルとなる働き方への移行が可能となりました。複数の関係者がリモートで参加するビデオ会議が増え、テレワークと出勤を組み合わせたハイブリッドモデルを取り入れる組織も増えています。この流れを受けて、今までとは異なるテクノロジーへのニーズが高まっています。

たとえば、オフィスの会議室から会議を主催する人たちは、周辺のカメラとマイク機器をスクリーンにワイヤレス接続して、豊富なオーディオビジュアルコンテンツをリモートワーカーにストリーミングし、バーチャルエクスペリエンスを向上させる方法を求めています。

また、在宅勤務者は各自で選んだデバイスやソフトウェアを集中的に使用するようになってきています。リモートで会議に参加する関係者は、自分のノートパソコンやタブレット、スマートフォン、そして自分が選んだビデオ会議アプリを利用する方が便利だと感じています。これこそが、Bring Your Own Meeting(BYOM)と呼ばれているトレンドです。

インタラクティブなスクリーンでBYOMを実現する

会議に参加するユーザーが自分のノートパソコンを会議室の周辺機器にワイヤレス接続できるようにするClickShareコンファレンスのようなソリューションは、ニューノーマルに最適のオプションです。こうしたソリューションを利用することで、自分が選んだ会議ツールを使うという自由も得られます。

しかし、この新しい現実において、インタラクティブディスプレイにはどのような役割があるのでしょうか。その特性から、インタラクティブディスプレイはビデオ会議にあまり適しているとは言えません。典型的なホワイトボードのセットアップは、複数のリモート参加者とのビデオ会話に向いていないのです。また、最近のBYOMトレンドでも明らかなように、会議でお手持ちのハードウェアやソフトウェアを使用することが好まれています。

これらの問題は、テクノロジーの組み合わせで解決されます。インタラクティブボードで、ハードウェアに関連付けられている会議アプリ(たとえば、Microsoft Surface HubのMicrosoft Teams)にアクセスした場合でも、ClickShareコンファレンスユニットをインタラクティブディスプレイに接続すれば、BYOMのアプローチに従ったまま会議を進められます。これにより、インタラクティブディスプレイのホワイトボード機能を使用しながら、この機能をClickShareコンファレンスのビデオコンファレンシング機能と組み合わせることができます。

結論:アイディエーションか?コンファレンスプラットフォームか?  

インタラクティブディスプレイは、ブレーンストーミング、アイディエーション、ホワイトボード機能に対応する優れたハイエンドソリューションです。会議室内だけでコンテンツを表示したり、操作したりするために大きなキャンバスの利便性を活かしたい場合は、インタラクティブディスプレイこそが最適なソリューションだと言えます。

ただし、その特性と機能により、インタラクティブディスプレイが満たすことができる会議のニーズには限りがあります。インタラクティブディスプレイは、突発的な緊急会議やリモートビデオ会議に適したテクノロジーを搭載していません。その一方で、ClickShareコンファレンスのようなソリューションでは、会議の参加者はお使いのデバイスや会議ツールを持ち込み、同僚とリモート接続できるため、さらなる柔軟性を提供します。

では、これらすべての機能が必要な場合はどうすればよいでしょうか?たとえば、高レベルなアイディエーションで、さらにそのセッションをリモートの同僚と簡単に共有したいケースが考えられます。このような場合は、2つの作業拠点を1つのセットアップで完全に組み合わせることができます。お好きなビデオコンファレンスソフトウェアを使用し、ClickShareワイヤレスコンファレンスシステムをインタラクティブディスプレイに接続するだけで、アイディエーションのセッションをリモートの同僚と共有することができるようになるのです。

ClickShareを体験

ノートパソコンから会議などを開始

UC&Cソリューションを搭載したノートパソコンから、ワンクリックでビデオ会議をワイヤレスに開始できます。プラットフォームは簡単に切り替えられます。たとえゲストとしてでも、ClickShareボタンやアプリでこの体験を試してみる価値があります。 

ハイブリッドなコラボレーション

あらゆる部屋を一瞬でコラボレーションルームへと作り変え、所在地を問わず参加者全員が同じミーティング体験を得られるようにします。

ワイヤレス

どの会議室でもケーブル接続なしで、自身のノートパソコンからプレゼンやコラボレーションを行えます。ボタンかアプリ、お好きな方を選べます。スマートな会議フローにより、直感的なユーザー体験が実現されます。

ワンクリックで接続

部屋に入るとノートパソコンが瞬時に部屋の設定に接続し、ClickShareボタンやClickShareアプリとワンクリックで連携して、すぐに利用を開始できます。

テクノロジーに依存しない汎用性

お使いのデバイスやUC&Cプラットフォームでスムーズに動作し、グローバルパートナー製品や各ブランドのソリューションとの互換性があります。デジタルサイネージの映像出力機として利用することで、感銘やインスピレーションを与えることができます。

エンタープライズ対応

ClickShareはセキュアなネットワーク接続のクラウド管理型ソリューションで、ITフレンドリーなデザインとなっており、ISO27001認定も受けています。サポートは5年で、インサイトや分析機能をはじめ、定期的なソフトウェア更新を利用できます。 SmartCareの利用で、一層安心できる体験をお楽しみください。ROIは実証済みです。

製品パンフレット

同僚との共有や今後のお問合せに便利な、ClickShareのパンフレットをぜひダウンロードしてご活用ください。
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