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E2（レガシー）について
E2プレゼンテーションシステムは、優れた画質、卓越した入出力密度、高い拡張性と耐久性により、スクリーンマネージメントソリューションの新しい次元を切り拓きました。ネイティブ4K入出力をサポートするほか、最大60Hzのリフレッシュレート、フル4:4:4カラーサンプリング、12ビット処理による画質で4Kプロジェクターブレンディングの管理を初めて実現したスクリーンマネージメントシステムです。単一ボックスで高度なショーコントロールを可能にする、8つのミックス可能なPGM出力と4つのスケーリングされたAUX出力を備えた、真の多機能システムです。多数のE2シャーシと連結することで巨大なピクセル処理キャンバスを構成し、市場でも最大クラスの大型ディスプレイを実現できます。
ネイティブ4Kの入出力
ネイティブ4K@60pの入出力を備えたE2は、驚異的なピクセル処理性能を発揮します。ネイティブまたはスケーリングされた入力、1ケーブル接続4K60p、2または4本接続などの条件にかかわらず、すべてに対応したHDCP準拠のコントロールシステムです。最大32系統の入力と16系統の出力を備え、高度なスクリーンコントロールを提供するほか、最大32系統のHD PIPまたは8系統の4K PIPをサポートします。レイヤー構成はHDと4K解像度のミックスにも対応可能。最大限に柔軟なシステムを実現しています。シャーシはリンク接続可能なため、容易に拡張して入出力数を増やすことが出来、追加のマトリックススイッチャチャー等の外部機器を必要としません。現時点では、E2は最大8個のプロセッサーにより、合計32個の4K出力へのリンクをサポートしています。将来的にはさらに増える可能性があります。
シンプルな運用とコントロール
E2は、分かりやすいクロスプラットフォームのユーザーインターフェースと、人間工学に基づく設計のタッチスクリーンを搭載しています。プリセット設定が本体内に保存されるため、サードパーティ製システムからのコントロールが簡単です。複数のユーザーが同時にシステムを制御できるほか、APIによりサードパーティの開発者がカスタム制御プログラムとインターフェースを作成できます。モジュラー型の設計を採用しているため、新しい入力カードや出力カードを追加するだけで、将来開発される信号インターフェースをサポートできます。このモジュール型の設計は、特定の入力カードや出力カードが破損した際、ボックス全体の発送や交換をせずに、ユーザーが簡単に入れ替えできるため、サービス性にも優れています。
移動に適した設計
E2はライブイベントでの使用を想定して堅牢に設計されており、移動での過酷な条件に耐え得るスチールシャーシを採用しています。さらに、わずか4ラックマウントのコンパクトさは、搬送と設置が簡単です。モジュラーカードとデュアル冗長電源により、E2はきわめて信頼性が高く、フィールドでの運用が容易です。
多数のレイヤー構成に対応
E2はきわめて柔軟なレイヤー管理システムを提供します。微細なピクセルまで表現するフル解像度で、映像の出力先と同じ解像度のスケーリングされていないバックグラウンドレイヤーを表示します。このレイヤーはスケーリングされていないミキシングバックグラウンドレイヤーであるため、貴重なスケーリングレイヤーを一切使用しません。E2はHD画質で最大32レイヤーをサポートし、用途およびニーズに合わせてレイヤー構成をカスタマイズできます。これらのレイヤーでは、PIPまたはキー効果のいずれかを使用でき、HD、デュアルリンク（最大2560x1600または3840x1200）、4K解像度で構成可能です。映像の出力先はそれぞれ専用のレイヤーを取得するので、利用できるリソース数を正確に把握できます。これらのレイヤーでは、カットトランジションのあるシングルレイヤーとしての構成や、スケーラー2つを組み合わせたミキシングレイヤーの作成もできます。各出力先では、ミキサー、シングルレイヤー、PIP、キー、さまざまなサイズのレイヤーを組み合わせることができ、これらを使用してスクリーン上にひとつの合成画像を作成できます。
特長
入力
スロットあたり最大4K解像度をサポートする8つの入力カードスロット
各カードスロットは、4つのHD入力、2つの2560x1600入力、または1つの 4K入力のいずれかを備えています。
HDMI/DisplayPort入力カード
- 2x HDMI 1.4コネクター
- 2x DisplayPort 1.1コネクター
デュアルリンクDVI入力カード
- 2x デュアルリンクDVI-Dコネクター
3G SDI入力カード
- 4x BNCコネクター（3G SDI対応）
ゲンロック入力
- 2x BNCコネクター（入力およびループ出力）
- ブラックバーストとトリレベルのアナログ信号をサポート
出力
4つのPGMスクリーンおよびAUX用出力カードスロットは、スロットあたり4K解像度まで対応しています。MVRは右側の最後のスロットによってサポートされています。
HDMI出力カード
- 4x HDMI 1.4
3G SDI出力カード
- 4x BNCコネクター（3G SDI対応）
レンタル構成：
- 4つの出力カードを介した14出力
- 最大3x 4K出力 - 各出力カードが4K@60出力までに対応
- 4x SD/HD/3G SDI
- 8x HDMI 1.4（最大297Mpix/sec）
- 2x HDMI 1.4 マルチビューワー用（最大297Mpix/sec）
- 出力は単一スクリーンまたはタイル／ブレンド表示ワイドスクリーンとして構成可能です。また、スケーリングされたAUX出力としても構成可能です。
ユーザーインターフェース
Event Masterソフトウェア- GUIベースの構成とコントロールアプリケーション
- クロスプラットフォーム（Mac／Windows）
カスタムのユーザーインターフェースプログラミング用API
処理と遅延
12ビット／カラー
36ビット／ピクセル
プログレッシブソースの1フレーム処理遅延
PIPレイヤー（シャーシあたり）
シームレスにソース間を切替、自由に割り当て可能なPIPレイヤー- 2Kモード：16個のシームレスでミックス可能なPiPまたはキーオーバーレイ
- DLモード：8つ個のシームレスでミックス可能なPiPまたはキーオーバーレイ
- 4Kモード：4個のシームレスでミックス可能なPiPまたはキーオーバーレイ
バックグラウンドミキサー
各PGMスクリーン接続先は、接続先のフル解像度に対応する非スケーリングのシームレスなバックグラウンドミキサーを搭載- すべてのライブ入力タイプをバックグラウンドソースに使用可能
- マットカラージェネレーター
- バックグラウンドとして静止画を保存
接続先（シングルシャーシ）
8つのプログラム出力を、シングルスクリーンまたはタイル／ブレンド構成のワイドスクリーンとして構成可能
プログラムスクリーン
- 4K出力
- 2x シングルスクリーン
- 1x ブレンド（2出力）
- デュアルリンク出力
- 4x シングルスクリーン
- 2x ブレンド
- HD（2K）出力
- 8x シングルスクリーン
- 4x2出力ブレンド（ブレンドあたり2出力）から1x8出力ブレンドまで対応
接続先スクリーンが処理キャンバス内に配置されている場合、1つのスクリーンに8つ以上の出力を割り当てできます。
AUX出力
出力カードあたり4x 2,048x1,200@60から1x 4K@60までユーザー定義可能
4K出力
- 1x スケーリングされたAUX出力
- 2x スケーリングされたAUX出力
HD（2K）出力
- 4x スケーリングされたAUX出力
マルチビューワー
MVRは、2x HD出力をサポートし、シャーシに利用可能なすべての入力と出力を表示します。
静止画保存
ユーザー割り当て静止画保存
- ライブキャプチャー
- PNGファイルを介したインポートとエクスポート
プリセット
1000個のユーザー定義可能なプリセット
拡張性
8x E2シャーシ（システムあたり）
4K出力
- 最大32の4K出力
デュアルリンク出力
- 最大64のDL出力
HD（2K）出力
- 最大128のHD出力
入力拡張用にリンクされたシステムにおいて最大48のHD入力を全体に共有できます。また、プロセッサーにはローカルソースへのアクセスがあります。
シャーシ
4RU
二重冗長PSU
現場での交換可能なモジュール型プロセッサーとI/Oカード
調整可能なフローによる冷却
堅牢なスチールシャーシ
