2D-DVE カードにより、任意のソースから PIP を作成できます。サイズ変更、ポジショニング、クロッピング、プログラミング可能なボーダー、シャドウを含む、多岐にわたるエフェクトが提供されます。2 つまでの 2D-DVE カードを FSN-1400 シャーシに取り付けることができ、各カードが 2 つの独立した DVE チャンネルを含みます。DVE カードへのすべての入出力信号は、シャーシ内部にあり、外部コネクタやリア I/O コネクタ・カードは必要ありません。
タッチ・スクリーン・メニューを使用すれば、キーフレーム・エフェクトを簡単に作成でき、PIP をオン・スクリーンまたはオフ・スクリーンで容易に「飛ばす」ことができます。すべての PIP サイズ、ボーダー、シャドウ・パラメータは、1 つのキーフレームから次のものへ動的にリサイズでき、洗練されてビジュアル的にダイナミックなモーフィング・エフェクトを作成します。加えて、「ショット・ボックス」は、128 のキーフレーム「ルックス」を保存および呼び出せるようにしています。完全なキーフレーム・エフェクトも保存でき、スイッチャー・メモリ・システムから呼び出せます。
PIP とキーフレーム・エフェクトの作成に加えて、DVE カードは驚きの特殊エフェクトを各種作成できます。例えば、フルカラーイメージは、セピア・トーンやモノクロームに見えるように色付けができ、可変レートでのストロボ効果、凍結、水平と垂直の両方のフリップができます。さらには、任意に選択された入力に対する RGB の各コンポーネントが独立して変更可能であり、あなたのプログラムの作成要件に従ってイメージの色付けができます。
システムの DVE メニューは、各 DVE チャンネルを簡単かつ直感的にセットアップして実行する手段を提供します。すべてのボタンは、機能性に従ってカラーコードされており、メニューの「size and position」タブでは、中央パレットに専用プリセットがあり、高速かつ正確にエフェクトを作成できます。エフェクト・セットアップ用に追加のタブが提供されて、PIP 内でのソースのパンやズーム、全エッジのマスキング、ボーダーやシャドウの作成ができます。
FSN の 2D DVE を使用できる数多くのアプリケーションから 2 つを紹介します。
画像クロッピングおよびサイズ変更
カットおよびフィル
FSN 内では、任意のソースをカットまたはフィル信号として使用でき、いずれの DVE チャンネルにもルートできます。
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