マルチビューワ･カードは、完全に統合化されたモニタリング・ソリューションで、複数のモニターや信号配信が必要なく、システム運用が簡易化され、全体の運用コストが抑えられます。マルチビューワは、入力ソース、プログラム、プレビュー、クリーン・フィードなどの出力、Aux バス出力など種類を問わず、最大 16 個のビデオ信号をモニタリングできます。
ビデオ・ソースのほか、MVR カードの LTC 入力コネクターのリアル･タイム･クロック (RTC) やタイムコードも表示できます。
シングル･モニター・モードかデュアル･モニター･モードで動作します。シングル･モードでは、1 つのモニターに最大 16 の PIP を表示できます。デュアル･モードでは、16 の PIP が DVI-D モニター出力、HD-SDI モニター出力の 2 つに分かれて配信されます。どのようなモニタリング条件にも合うよう、20 種類以上のレイアウトが用意されています。
レイアウトを選択したら、テキスト、バックグラウンド、ボーダー、UMD カラーをカスタマイズできます。どの PIP もオフにでき、全体のレイアウトのバックグラウンド･カラー、ボーダー･カラー、UMD (アンダー･モニター･ディスプレイ) カラーもすべて変更できます。マルチビューワでは、UMD が標準の赤/緑タリー表示になっており、PIP ボーダーの色が自動的に赤 (信号損失時 (LOS)) またはシアン (対応する入力ソースのフリーズ時) に変わります。また、すべての FSN カード同様、ホットスワップが可能で、システムでの操作を中断することなく、すばやく簡単に抽出および挿入ができます。
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