Barco のプログレードの狭額縁または額縁なし LCD ディスプレイは、コントロール・ルーム、企業ロビー、体験センター、ブランド・ショールーム、放送スタジオ、大会議室におけるタイル型ビデオウォール用途に最適なソリューションです。
当社のポートフォリオは、LED バックライト搭載 55 インチ LCD ディスプレイで構成されており、高輝度と広い色域を極めて狭いタイル間幅と組み合わせることで、優れたタイル型可視化性能を実現します。
Barco UniSeeでは、すべてのコンポーネントが最適化されています。すべてのコンポーネントを最適化したことで、画質、設置時間、お手入れのしやすさ、信頼性が際立ちます。
LCD ビデオウォールは複数の LCD ディスプレイ (“タイル”とも呼ばれる) で構成される大型可視化システムです。ここで使われている個々のディスプレイは、こうした用途での使用に適した設計になっており、通常のテレビとは大きく異なっています。最大の違いは、ベゼル幅、設置システム、信頼性です。通常のテレビは 1 日数時間の再生に適した設計になっていますが、こうした特殊パネルはさらに長い時間再生することを想定しています。週 7 日 24 時間運用される場合もあります。さらに、ビデオウォールがなくてはならない環境に配備されている場合も多く、こうした場合のアップタイムはできる限り長くなくてはなりません。
LCD ビデオウォールにとって非常に重要な仕様は、ベゼル幅です。ベゼル幅は可能な限り狭くなくてはなりません。そうでない場合、黒いベゼルが黒いラスタを作り出し、視覚体験を台無しにしてしまいます。現代の LCD ディスプレイ・ウォールのタイルには、これを最小限に抑える極細ベゼルを採用しています。Barco UniSee では、業界最小の隙間を誇る、ベゼルなしの LCD を実現しています。これは、ベゼルをなくしただけではありません。壁取り付け専用に設計された機構 (UniSee Mount) が隙間を最小に抑えるのに大きく貢献しています。
ビデオウォールにとって特に重要なことは、校正を完璧に実施するということです。単一パネルだけに限定した話ではありません。さらに重要になってくるのは、ウォール全体の色と輝度が完璧に一致することです。つまり、全パネルの値を周囲のディスプレイと同期させる必要があります。そうでない場合、色あるいは輝度のわずかなずれによってウォールのバランスが崩れて見えます。
これは、ほとんどの場合でダウンタイムを必要とし、時間がかかる作業です。そのため Barco では、自動リアルタイム校正システムを開発しました。ボタンを押すだけで (あるいは指定時間に)、ビデオウォール全体の再校正が数秒で実施されます。
LCD ディスプレイ・システムには、リアプロジェクションや直視型 LED ビデオウォールなど、他のディスプレイ技術に比べて LCD 特有のメリットが多数あります。